リサイクルトナーを使える会社、使えない会社

リサイクルトナー・ドラム導入時のデメリットは次の一点に集約されます。

リサイクル品のデメリット

過酷な環境や条件下での印刷に適応できない

もちろん、リサイクルトナー・ドラムは純正品よりも印字不良の発生度合いが多いですが、日本カートリッジリサイクル工業会加盟工場の再生品を扱う適切な販売店から購入すれば、不良発生率は3%未満です。無償交換の保証があれば実損はありません。不具合品の交換に多少手間がかかりますが、純正品との価格差を鑑みれば、余程の高給取りが交換作業を行わない限り、この程度の不良発生率は問題にならないでしょう。基本的にプリンターが故障する恐れはありませんが、プリンター故障の際の修理費を負担してくれる販売店から購入していれば、その心配からも開放されます。

過酷な環境や条件とは

それでは、過酷な環境や条件とはどのようなものでしょうか。印刷環境には、温度や湿度等が関係します。例えば、夏場のエアコンディショニングされていない場所で使用すると印字不良が発生する恐れがあります。条件には、例えば連続印刷枚数などが挙げられます。一度に数百枚を連続印刷するような場合は印字不良が発生するかもしれません。画像や写真中心の印刷も過酷な条件に含まれます。

純正品はあらゆる環境/条件下でも印刷できるように開発・設計されています。一方で、リサイクルトナー・ドラムは、使用環境・条件を一般的なオフィス使用に限定して設計・開発しています。使用場面を限定することでリサイクルトナー・ドラムは部材費を低減できます。

リサイクルトナーはカローラ

以下このページでは、「要はウチの会社では使えるの使えないの?」が簡単に分かる判断の目安を自動車に例えて解説します。リサイクルトナーの再生工程など、一般的に述べられている“うんちく”は、「リサイクルトナーの選び方」のページを参照ください。

あなたの会社の印刷が大衆乗用車で十分なのか、はたまたスポーツカーや四輪駆動車なのかという例えにあてはめて、リサイクルトナーの導入を検討ください。

リサイクルトナーと純正トナーの違いは、自動車に例えられます。リサイクルトナーは、トヨタ カローラなどの大衆乗用車です。純正トナーは、スポーツカーであり四輪駆動車でもあります。

◆ リサイクルトナーは大衆乗用車、文字主体の一般文書印刷向き。 ◆ 純正トナーはスポーツカーであり四輪駆動車、過酷な条件にも耐える。

大衆乗用車カローラは一般道を快走する

トヨタ カローラは、一般道を走行したり制限速度内で高速道を走行したりする分には全く問題ありません。快適です。リサイクルトナーはカローラなどの大衆乗用車と同じです。普段は一般道を走行し、ときおり高速道で行楽地へ出かける。高速道での制限速度をオーバーするような高速走行には向きません。山道や砂浜などの悪路を走れば、砂やぬかるみにタイヤを取られて動けなくなってしまいます。

過酷な条件・環境で力を発揮するスポーツカー・四輪駆動車

一方、スポーツカーは制限速度を超えるような高速で高速道を走っても機能的には全く問題ありません(もちろん交通法規上は問題ですが)。高速走行時の操作性を含めた運動性能に重点を置いて設計・製造されています。四輪駆動車は悪路走行を想定して設計・製造されています。

純正トナーはスポーツカー・四輪駆動車

純正トナーは、スポーツカーであり四輪駆動車でもあります。あらゆる使用環境、悪条件にも耐えられるように研究・開発され、製造されています。過酷な環境、悪条件下の印刷にも耐えられるように作られています。

ほとんどの印刷は大衆乗用車型

それでは、その高価な純正トナーが全ての企業や業務に必要なのでしょうか?いつも高速走行や悪路走行をしているのでしょうか。ほとんどの企業や業務は違うでしょう。

リサイクルトナーは、大衆乗用車の一般的な走行を前提にしています。おそらく、一般企業のほとんどの業務に関する印刷がこれに該当するでしょう。

あなたの会社が文字主体の大衆乗用車的な印刷をしているのであれば、リサイクルトナーで十分です。むしろ、純正トナーはオーバースペック、過剰な性能です。使いもしない過剰な性能に高いお金を払っていることになります。一般道しか走行しないのにフェラーリを買うのと同じです。趣味として買うのなら良いですが、実益で買うとしたら馬鹿げています。

過酷な条件で印刷するなら純正トナー

一方、あなたの会社が膨大な枚数を連続印刷したり、文字ではなく微細な図面や写真・画像主体の印刷をしたりするビジネスを行っている場合や低温や高温下で使用したりしている場合など、スポーツカーや四輪駆動車的な使い方をしている場合には純正トナーが必須です。もちろん、このようなビジネスを行っている企業でも部門別にリサイクルトナーと純正トナーを使い分ければ問題ありません。例えば、管理部門などは通常、文字主体ですので、リサイクルトナーが適しています。

リサイクルトナーは過酷な条件下での印刷には向きません。

リサイクルトナーは過酷な条件下での印刷には向きません。

文書主体の印刷ならリサイクルトナーでOK

リサイクルトナーには通常、純正トナーと製造方法の異なるトナーを充填しています。大衆乗用車の一般走行を前提としたトナーを充填しています。大衆乗用車に限定することで材料コストを低減しているのです。

大衆乗用車の一般走行に例えられるような印刷をしている企業や業務がリサイクルトナーの使用に適しています。文字主体の一般的なビジネス文書を印刷している場合は、大衆乗用車の一般道走行型印刷と言って良いでしょう。

リサイクルトナーが適さなかった場合は返品できます

大衆乗用車なのかスポーツカーなのか分からない場合は、申し訳ございませんがお試しいただくしかありません。何枚からが大量連続印刷なのかなど、具体的な数値は様々な使用環境に影響されるため分かりません。画像の種類にも依存します。過酷かどうかに影響するのは連続印刷や画像だけではありません。様々な環境や条件が複合して、結果的に過酷な条件になる場合もあります。

でも、ご安心ください。biztonerでは(印字不良等の不具合が発生し)リサイクルトナーが適さなかった場合、交換ではなく返金いたします(保証条件を満たす場合に限ります)。是非お試しください。

文書主体の印刷の場合でも複合的な要因によりリサイクルトナーが適さない場合が稀にあります。その場合も、もちろん(保証条件を満たす場合)返金いたします。

消耗品交換が価格と品質の決め手

リサイクルトナーは上述の通り、通常のオフィス環境での一般的な文書に適したトナーを充填することにより原価を低減しています。さらにリサイクルトナーには材料コスト低減のポイントがもう一つあります。消耗品の交換です。biztonerのリサイクルトナーは、純正使用済カートリッジを分解・洗浄・消耗品交換後、再組立しています。この消耗品交換の過程では、全ての部品を交換していません。

交換しない部品には二種類あります。一つ目は、交換が困難な消耗品および(特許の関係上等で)交換部品のない消耗品です。カートリッジ本体に固定されているなど物理的に交換が不可能な部品があります。これらの部品は交換しません。なお、この部品が完全に消耗している場合は再生せずにカートリッジを廃棄します。

業務用品質BEST PRICEとは

二つ目は、まだ使える消耗品です。次回の印字可能枚数まで使用できると判断した消耗品は交換しません。実はこの判断が非常に重要です。早く交換すれば材料費が上がり貴社の経費削減メリットが減少します。見極めを誤ると次回使用中に不良が発生する可能性が高まります。この判断が弊サイトが謳っている「業務用品質BEST PRICE」の部分です。無駄なく消耗品を使いつつ、業務に支障のないタイミングで交換することでリーズナブルな価格を実現しています。これが業務用品質BEST PRICEです。

業務用品質BEST PRICE

業務に資することができる品質を維持しつつ部材費をギリギリまで低減

弊社協力工場では、業務に支障が出ないよう消耗品交換の見極めを行っていますが、予期せぬ消耗や使用環境・条件により使用中に部品消耗等による不良が100本に数本程度発生します。リサイクルトナーをご利用になる企業様にはこの点をご理解いただかなくてはなりません。もちろん、印字不良が発生した場合は無償交換させて頂いております(保証条件は保証受付中のページを参照願います)。

全ての消耗品を交換しない理由

「なぜ全ての消耗品を交換しないのか」と指摘されるかもしれません。しかし、全ての部品を交換すると部品代がかさみます。部材費は純正品に近い水準になり、お客様の経費削減メリットが失われていきます。逆に全く消耗品を交換しなければ部品代をゼロに近づけることができ、廉価なリサイクルトナーを提供できますが、不良発生率が増加します。(多くの廉価販売されているリサイクルトナーは消耗品交換を行っていないために印字不良が発生しやすくなります。)

お客様の経費削減メリットを活かしつつ業務に資することができる品質のリサイクルトナーをお届けする、そのバランスがノウハウであり、弊社の掲げる「業務用品質BEST PRICE」です。

お客様のご理解の上に成り立つリサイクルトナー

リサイクルトナーを使用する上での注意点があります。
リサイクルトナーは上記の通り大衆乗用車の一般走行に例えられるような印刷に限定することで、材料コストを低減しています。

リサイクルトナーは、使用中の予期せぬ消耗や使用環境・条件による消耗により、100本に数本程度の不良が発生します。ちなみに不良で多いパターンは、印字がかすれるものや筋が印刷されるものです。もちろん、不良の場合は無償交換致します。交換のための手間をお客様にお掛けすることになります(連絡いただくだけですが)。リサイクルトナーをご利用になる場合には、この点につきご理解ご協力の程よろしくお願い致します。

リサイクルトナーを使い始めて不具合が起きたら

初めてのリサイクルトナーで問題が起きたら冷静に見極め

トナーを純正品からリサイクル品に変えた途端に印刷に問題が生じるということがあります。例えば、トナーをリサイクルトナーに変えたらプリンタの中でトナーが漏れたなど。このような場合、プリンタの種類にもよりますが、ドラムの寿命または不良が考えられます。残念なのは、ドラムは純正品でトナーをリサイクルに変えたら問題が起きたのだからリサイクルトナーが悪いに決まっていると決めつけてしまう企業様がいらっしゃることです。リサイクルトナーは2度と使わないと早合点してしまうことです。

経費削減のチャンスを失わないように

ちょうどトナーを変えたタイミングで偶然ドラムの寿命がくるということもあります。たまたまリサイクルトナーに変えたタイミングにリサイクルトナーとは別の原因で不具合が生じていた場合は、早合点で半永久的に経費削減できるチャンスを失うことになります。半永久的に高い純正トナー代を払い続けることになります。早合点して一方的にリサイクルトナーを原因にするのではなく、冷静に原因を検証して頂ければと存じます。不具合が生じた場合は是非弊社にご一報、ご相談ください。

保証条件にしたがって直ぐに対応致します。無償交換致します。貴社が検討した結果、貴社の印刷には適さないと判断された場合は返金も可能です。経費削減のチャンスを失わないよう弊社と一緒に原因を冷静に究明いただくことをお勧め致します。