印字枚数について

弊社リサイクル品は純正品の実際の印刷枚数と同等です。

リサイクル品開発時に純正品を用いた実際の印刷結果から寿命を測定、部材等の分量を決定します。再生時には開発時に決定した部材量となっているか全品計測を実施の上、製品を出荷しています。このようにして純正品の実印字枚数と同等に印刷できるリサイクル品を製造しています。

純正品表示はA4用紙に僅か5%を印字した場合の印刷可能枚数

純正品のカタログ等に表示されている印字枚数は、純正メーカーが原則JIS X 6931 (ISO/IEC 19752:2004)、ISO/IEC 19798:2007に基く測定を行った結果です。これは簡単に言うと、A4用紙に5%の印字となる右のような標準的なページをカートリッジが消耗するまで連続印刷して行います。
純正メーカーホームページのトナーのページをご覧ください。必ず、「JIS X 6931 ・・・に基づく・・・」と説明があります。

印字可能枚数は印字可能枚数ではない?

ここで注意が必要です。どの純正品メーカーも、カタログ表示の印字枚数は(各メーカーが同じ測定法を用いることにより)購入者がメーカーを越えて商品の比較をできるようにすることが目的であり、印刷可能枚数を予測するものでも最低印字可能枚数を保証するものでもないとのスタンスをとっています。

実用では純正品でもカタログ表示の20%~30%しか印刷できない

純正品メーカーのカタログ表示は、上の通りA4用紙の5%に印字をした場合の印刷可能枚数です。これは、実用では送付状程度の印字量になるでしょう。実際のビジネスでは送付状だけを印刷しているわけではありません。ここで印字量のイメージを掴むための例をご参考までにいくつか挙げていきます。

Yahooトップページで印字量A4用紙15%程度

Yahooのトップページを印刷する場合、目の子でA4用紙で15%程度になります(あくまでも感覚値です。イメージを掴むための参考であり正確に測定したものではありません。以下2例も同様です)。Yahooのトップページ程度の文字画像量を印刷していれば、純正品メーカー表示スペックの3倍の早さでトナーを消費します。
さらに2つほど印字サンプルを挙げます。Yahooトップページと同様あくまでも感覚値、イメージを掴むための参考としてご覧ください。

普通の書類で印字量A4用紙20%程度

まずは、一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会作成のパンフレットです。左のページを印刷すると、A4用紙で目の子20%程度になると思われます。このページを印刷すると、純正品メーカー表示スペックの4倍の早さでトナーがなくなることになります。

トナーカートリッジとは

この書類で印字量はA4用紙20%程度(クリックで拡大)

データ表などの細かい表で印字量A4用紙30%程度

次は、弊社リサイクルトナーにも付されているE&Qマーク審査項目表です(右画像)。このページの印刷量はA4用紙で目の子30%程度になるでしょう。純正品メーカー表示スペックの6倍の早さでトナーがなくなります。

例で挙げた3つのどの資料も日常のビジネスではごく一般的に文字量の書類です。これらを印刷していると、3倍~6倍の早さでトナーがなくなるのですから、カタログ表示より相当早くなくなったと感じます。

EQマーク基準

この書類で印字量はA4用紙30%程度(クリックで拡大)

まとめ

  • 実際のビジネスの現場では、純正品メーカーがカタログ表示で用いている印字可能枚数測定基準のA4用紙に5%の印字よりも相当多く印字します。
  • 上の例で見てきたように通常のビジネス使用では、純正品でもカタログ表示の20%~30%しか印刷できません。
  • 弊社リサイクル品は純正メーカーの実印字枚数と同等になるよう開発・設計しています。実用では純正品と同様に純正品カタログ表示より印字枚数が少なくなることにご留意ください。

業務用サイクルトナー・ドラムにはE&Qマーク付が必須

弊社販売リサイクル品には、日本カートリッジリサイクル工業会がリサイクルトナーカートリッジの品質を保証する「E&Q マーク」が付されています(一部旧型製品等を除く)。E&Qマークは環境管理・品質管理基準に基づいた厳しい審査に合格した商品に付されます。もちろん、印字可能枚数も含まれます。E&Qマークは一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会が策定、第三者機関であるビューローベリタス(本部:フランス)が審査を行っています。ビューローベリタスは1828年の設立以来、試験・検査・認証(TIC:Testing, Inspection, and Certification)を行っている企業です。
E&Qマークについては下の動画でも説明しています。