リサイクルトナーの選び方

失敗しないリサイクルトナー・再生トナー選び

適切な販売店で業務に適したリサイクルトナー(=再生トナー)を購入すれば、リサイクルトナーで失敗することはありません。純正品と同じように印刷できるのに経費も削減できます。純正品と比べ60%~70%以上、印刷経費を削減できることも珍しくありません。

リサイクルトナーは各工場のオリジナル製品

リサイクルトナー選びのポイントは、業務用品質のリサイクルトナーを購入すること。
リサイクルトナーは販売店(工場)によって品質が異なります。販売店(工場)のオリジナル製品と考えてください。

貴社がリサイクルトナーの悪い評判を聞いたことがあるとしたら、それは不適切な販売店から購入した粗悪なリサイクルトナーのことです。不適切な販売店から購入、嫌な思いをしてリサイクルトナーから遠ざかってしまった企業は非常に残念です。

経費節減は売上増と同じ

今日こんにちの印刷経費は水道光熱費と同じ必要不可欠な費用と言っても過言ではありません。印刷なくしてビジネスは成り立ちません。経費節減は利益増につながります。すなわち売上をあげるのと同じことです。経費節減活動は営業活動と同じように重要なことです。営業活動と同様に真剣に取り組まなければ、無駄な経費を垂れ流すことになります。印刷経費削減には、半永久的に自動計上される売上と同じ効果があります。一本あたり数千円から数万円の経費節減ですが、半永久的に続くとあらば、決して侮ることはできません。

適切な販売店の業務に適したものを購入すれば、安かろう悪かろうということはありません。貴社には、リサイクルトナーの購入に失敗してほしくありません。

それでは、業務に適したリサイクルトナーと適切な販売店の選び方をみていきましょう。

印字はどうなの? 仕事に使えるの?

適切な販売店から購入した業務用のリサイクルトナーであれば、もちろん業務に使用できます。文書作成や通常のプレゼン資料作成であれば、全く問題ありません。

官公庁でも使われているリサイクルトナー

国税庁など官公庁でもリサイクルトナー(再生トナー)を採用しています。財務省主計局の予算執行調査では、リサイクルトナーを使用していない官公庁に対して、積極的に導入するよう指導しています。

 国税庁の入札広告

国税庁の入札広告(クリックで拡大)

財務省 予算執行調査

財務省 予算執行調査(クリックで拡大)

官公庁がリサイクルトナーを積極的に導入している事例からも一般的な書類印刷には問題がないことが分かります。ただし、印刷物自体が商品である広告宣伝物など、微細な色の比較が求められるものには向きません。純正品とリサイクルトナーでは色の出方が異なります。通常のプレゼン資料には問題ありません。赤が青になったり、青が赤になったりするわけではありません。

トナーの中身はどうなの?

ここで、やはりリサイクルトナーはトナーの質が劣るのかと思われるかもしれません。違います。リサイクルトナーは一般的なオフィスで通常のTPOで使用されることを前提に補充するトナーを選定しています。リサイクルトナーが想定しているTPOとは、T:通常量の連続印刷、P:通常のオフィスでの印刷、O:通常の資料・文書や契約書等の書類の印刷です。

  • T:通常範囲内の連続印刷を前提にしています。数百枚、数千枚を一気に連続印刷するような場合は、印字不良を起こす恐れがあります。
  • P:通常環境(エアコンディショニングされている)のオフィス内での使用を前提にしています。高温多湿または低温下で印刷する場合は、、印字不良を起こす恐れがあります。例えば、冷暖房のない工事事務所・店舗等や船室内での使用には不向きです。
  • O:通常のオフィス書類の印刷を前提にしています。写真や画像印刷が主たる目的である場合や印刷会社のように印刷結果が商品であるような場合には不向きです。

通常のオフィス使用に限定、それに見合うトナー等の部材を選定、製造コストを節減ししています。一方、純正品はいかなる環境・条件下であっても問題なく印刷できるよう製造しています。当然その分、部材費が高くなります。自動車に例えるなら、リサイクルトナーはカローラなどの大衆車、純正品は四輪駆動車でもありスポーツカーでもあるようなまさに夢のスーパーカーです。一般道を走行するだけならスーパーカーはいりません。

一般的なビジネス文書を通常のオフィスで使用するだけならリサイクルトナーでこと足りることがほとんどでしょう。

コンプライアンス

コンプライアンスの観点からリサイクルトナーの使用を躊躇している企業があるかもしれません。適切な販売店・工場のリサイクルトナーでは、メーカー等の特許を侵害するような部材を使用していません。特許が存在する場合は異なるトナー等の部材を使用しています。全く同じ印刷結果にならないことがコンプライアンスの証といえるかもしれません。リサイクルトナーの品質が悪いから同じ色が出ないのではありません。あえて変えているのです。適切なリサイクルトナーの販売店や工場は、コンプライアンスに努めています。官公庁がリサイクルトナーを積極的に採用していることからも適切な販売店のリサイクルトナーには問題がないことが分かります。

トナーを詰替えただけなの?

リサイクルトナーというと、使用済のカートリッジを回収、その空カートリッジにトナー(インクと思ってください)を詰めて、出荷していると思っている方がほとんどです。確かにトナーを補充するだけで出荷しているリサイクルトナーもあるようです。しかし、業務に使うならそのようなリサイクルトナーを選んではいけません。

業務に適しているリサイクル品はトナーを補充するだけではありません。

回収した使用済のカートリッジを分解、部品洗浄、消耗品を交換した後に、新しいトナーを充填、厳しい印字検査を行った上で出荷しています。時計でいえば、電池交換ではなくオーバホールです。

また、業務用のリサイクルトナーは、純正品の使用済カートリッジだけを使用しています。
実は市場に出回っているトナーカートリッジには、ブランド物のバックのように純正品の模倣品(偽物)や互換品が存在します。業務用の再生品では、そのような模倣品(偽物)または互換品のトナーカートリッジを使用しません。業務に支障のないよう純正品の使用済カートリッジを再生したリサイクルトナーを購入しましょう。

再生品である以上、不良が発生します。

業務用のリサイクルトナーは厳しい検査を行った上で出荷をしていますが、それでも再生品である以上は一定の割合で不良品が発生することは避けられません。純正品であっても不良品発生率はゼロではありません。純正品よりも再生品は不良発生率が高いかもしれませんが、業務用のリサイクルトナーであれば不良の発生率は通常100本に数本程度です。業務に支障が出るほどではありませんが、業務が滞ることのないよう予備のトナーカートリッジを用意しておくことをお勧めします。ちなみに純正品メーカーであってもトナーカートリッジの予備を用意しておくことを推奨しています。再生品に不良はつきものです。リサイクルトナーなのに不良発生やその保証について触れない販売店からの購入は、お勧めできません。

適切な販売店から購入していれば印字不良が発生しても心配いりません。

再生品の特性上、一定の割合で不良が発生することは避けられません。それでも適切な販売店から購入していれば、心配はいりません。適切な販売店なら通常は購入後、一定期間の保証期間を設けています。その期間内に印字不良が発生した場合は、無償で修理または交換できます。


印字不良
無償交換(1年)

保証期間については、永年保証を掲げている販売店もあるかと思いますが、ビジネスでの通常使用期間を鑑みれば、1年で十分でしょう。保証期間が長くても、その時に販売店が存在していなければ無意味です。現実的には、保証期間が1年あれば、それ以上の保証期間の長さにより販売店を選別する必要はありません。

プリンタに悪影響はないの?

これまでの再生工場の研究開発の結果では、プリンタに悪影響はないと考えられています。しかし、プリンターとトナー個体同士の相性が合わず不具合ないとは言い切れません。それぞれに全く問題がなくても、その組み合わせると不具合が起きることがあるかもしれません。

適切な販売店から購入していれば、プリンタ故障時の心配もいりません。

業務に適しているリサイクルトナーの販売店は、プリンタも補償しています。万が一、リサイクルトナーが原因でプリンタが故障した場合は、販売店が修理費を負担してくれます。


プリンター補償

プリンタの補償を受ける場合は、販売店が手順を定めていますので必ず守ります。手順を守らなければ補償を受けられないことがあります。注意しましょう。一般的には、修理業者やメインテナンス会社に修理を依頼する前にリサイクルトナー販売店へ故障の報告することが条件にされています。

プリンター保守会社に警告されませんか?

警告されます。リサイクルトナーを使用していることをプリンターの保守会社が知ると「プリンターが壊れますよ。壊れても保証できませんよ。」とほぼ間違いなく指摘してきます。これはやむをえません。プリンター保守会社は通常、純正トナー製造会社のグループ会社です。リサイクルトナー会社と競合します。プリンター保守会社がリサイクルトナーを使わないよう誘導して当然です。

この「保証できません」は、正確には「保守契約の範囲内での修理はできません」という趣旨であることに注意しましょう。保証できませんと言われると修理不能なほど破壊されてしまうと受け取ってしまうかもしれませんが、そういう意味ではありません。あくまでも「別途修理代金を請求します」ということです。いずれにせよ、適切な販売店から購入していれば万一プリンターが故障した場合でも修理費を補償してくれますので心配いりません。

リサイクルトナーの先入観を捨てましょう。


販売店選びが大切

確かにリサイクルトナー黎明期には相当な数の粗悪品が出回っていました。その頃のイメージでリサイクルトナー=粗悪品と今でも思っているかもしれません。

時代は変わりました。再生の技術も向上し、時代が資源のリサイクルを求めています。現在は、業務に適したリサイクルトナーを適切な販売店から購入すれば、粗悪品ということはありません。適切な販売店から購入していれば、万一そのリサイクルトナーが原因でプリンタが故障したとしても修理費を補償してくれるので安心です。

リサイクルトナーは、なんでこんなに安いの

先ずリサイクルトナー業界の価格低減への不断の努力があります。もう一つは、リサイクルトナーが安いのではなく、むしろ純正品の価格が高いと言わざるをえません。

純正品の価格が高い理由は二つあります。

リサイクルトナー:純正トナー価格構成のイメージ

純正品には上場企業としての販売管理費や利益が含まれる

一つ目は純正メーカの販管費です。純正メーカーは、どこも巨大組織です。純正トナーの価格には、巨大組織をカバーするための一般管理費やマスマーケティングのための販売費などが含まれています。

大企業は、とりわけホワイトカラーが必要以上に増殖するという宿命にあります。大企業ホワイトカラーの権利意識(例えば休暇)は絶えず増大傾向にあり、それに応えるための賃金以外の人件費も増加傾向になります。人件費は破綻の危機に瀕するまでかさんでいきます。上場企業の株価対策として確保すべき営業利益も純正トナーに上乗せされるでしょう。プリンター価格を低めに、トナーを高めに設定、合計で採算をとっているとも聞きます。

純正品は高機能すぎる仕様で開発・製造されている

二つ目は、純正メーカはあらゆる環境や条件下でも問題なく印刷すべく設計しています。一方でリサイクルトナーは通常のオフィスで一般的な使用をする場合に限定して設計しています。過酷な環境・条件でも使用できるようにしている純正メーカーは原価が高くなります。

通常のオフィスで一般的な使用をする限りにおいては、業務用リサイクルトナーと純正トナーとの価格差はトナーそのものの優劣ではありません。リサイクルトナーは印字不良が発生することがありますが、トナーの品質が劣るからではありません。分解、再組立を行う再生品であるがゆえのものです。ただし、業務に適した販売店から購入したリサイクルトナーならば、そのデメリットも心配する必要はありません。印字不良が生じた場合には、直ぐに無償で交換または修理できます。

廉価なリサイクルトナーを業務に使用する場合は十分に注意が必要です。トナー自体が粗悪品であったり消耗品を交換せずににトナーを詰め替えただけだったりします。無用なトラブルに時間を浪費することになります。保証が充分でなければ泣き寝入りするしかありません。

実はトナーの量が少ないから安いのでは?

弊社リサイクル品は純正品の実際の印刷枚数と同等です。リサイクル品開発時に純正品を用いた実際の印刷結果から寿命を測定、部材等の分量を決定しています。再生時には開発時に決定した部材量となっているか全品計測を実施の上、製品を出荷しています。このようにして純正品の実印字枚数と同等に印刷できるリサイクル品を製造しています。

リサイクルトナーの選び方まとめ

  • 消耗品交換(オーバーホール)を行っているリサイクルトナーを選ぶ
  • 純正品(互換品や模造品は使わない)の使用済カートリッジを再生したリサイクルトナーを選ぶ
  • 印字不良の可能性について正直に触れている販売店を選ぶ
  • 印字不良時の保証がある販売店を選ぶ(1年あれば充分)
  • プリンタ故障時の補償がある販売店を選ぶ

適切な販売店の簡単な探し方

E&Qマーク
E&Qマーク(クリックで拡大)

上のまとめにしたがって適切な販売店を選べば、業務に適したリサイクルトナーを購入することができます。純正品と同じように印刷ができて、大きな経費削減もできます。「そんなこと言っても探すの大変だよ」

そのように思った方へ、朗報です。適切な販売店を探すのが難しい場合は、E&Qマークの付いているリサイクルトナーを購入すれば、とりあえず安心です。

E&Qマークは、日本カートリッジリサイクル工業会が第三者審査機関を通して行う、環境管理・品質管理基準に基づいた厳しい審査(環境管理基準27項目、品質管理基準10項目)に合格した製品に付けられるものです(外箱に貼付)。E&Qマークは、国税局など官公庁のリサイクルトナー入札条件にもなっています。

販売店選びに困ったら

E&Qマークの付いているリサイクルトナーを販売している販売店を選ぶ

biztonerのリサイクルトナーは?

業務用品質BEST PRICE

biztonerでは、E&Qマークの付いている業務に適した高品質リサイクルトナーを販売しています(旧型品等一部除く)。印字不良については1年間の保証が付いています。さらに万一、biztonerのリサイクルトナーが原因でプリンタが故障した場合は修理費をbiztonerに請求できます。

注文は、このウェブサイトまたはFAXで行うことができます。

biztonerは、E&Qマークの付いている 再生品を販売しています。第三者機関による環境27項目・品質10項目の審査に 合格した商品に付されるマークです。

ウェブ注文の場合は、購入額の10%がポイント還元されます。社内手続き上、見積書が必要な場合は、見積書を入手できます。biztoner営業日の午前11時59分までに注文すれば、本州には概ね翌日着荷にします。送料はいりません(沖縄と離島を除く)。支払には、クレジットカード(PayPal)、代金引換、銀行前振込を利用できます。